THUNDER LESSON !

【源氏物語】平成30年7月 歌舞伎座公演(夜の部)

通し狂言

源氏物語(げんじものがたり)

源氏物語は、今から1000年以上前に紫式部が書いた小説。今でいうと原稿用紙およそ2400枚分=一般的な文庫本8冊分にもなる長編作品です。大きく三つのパートに分けられ、今月の歌舞伎座で上演される作品は、第一部のうち「花宴(はなのえん)」、「葵(あおい)」、「賢木(さかき)」、「須磨(すま)」、「明石(あかし)」などの部分がベースになっています。

今回のLESSON!では、登場人物のキャラクターや人間関係に注目してみましょう!


※スマートフォンの方は、拡大または画面を横にしてご覧になると表の文字が読みやすいと思います

 

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▼豆知識▼

◇ 成田屋と源氏物語

源氏物語が歌舞伎で初めて上演されたとき(昭和28年)、光源氏を演じたのは11世團十郎(海老蔵の祖父)。それ以来、源氏物語は成田屋にゆかりある作品として受け継がれています。海老蔵が5歳のとき初お目見えしたのも源氏物語で、光源氏の息子である「春宮(とうぐう)」を演じました。今回は、堀越勸玄が「春宮」と「幼き頃の光源氏」の2役を演じます。

 

◇ 龍王

源氏物語の原作では、光源氏が須磨・明石で過ごす期間には、不思議な出来事が続き、光源氏の夢には、亡き桐壺帝や、”異形のもの”として「龍王」が現れます。この神秘的なストーリーを、今月は歌舞伎と能楽、プロジェクションマッピングのコラボレーションでご覧頂きます(二幕目)。海老蔵が演じるのは「龍王」です!



◇ 芥子(けし)の花

昔は、悪霊退散のときは芥子の種子を焚(た)いたといいます。六条御息所は、強い嫉妬から、自覚のないまま生き霊となり、光源氏の正妻=葵の上に取り憑きます。そして、自分の衣服から芥子を焚いた香がすることで初めて、自らが生き霊となっていたことに気づくのです。今月の歌舞伎座、六条御息所が登場する場面では、プロジェクションマッピングを駆使した美しい芥子の花が効果的に使われています。

 

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